会っておきたい人

昨日は久しぶりの友人と会って。

私、普段、

初めて会う人にも垣根を作らずに仲良くなるように心がけていて。

その友達とも会うのは、何回目…？かな。

そんなに頻繁でも、長い付き合いでもないけれど。

誘ってくれたので、「ぜひぜひ！」とごはんを共にしたんだけれど。

会って話をよくよく聞いてみたら、

以前に発覚したものと、最近わかったものと、今重い病気をふたつ抱えていて。

その治療の手術待ちということを知って。

のほほん、と行った私はびっくり。

本人は、泣きたい気持ちで、私との待ち合わせに来たらしい。

そんなことも知らず、心構え無いまま合流した私は、

話を聞きながら、

病状や現在の対処方法など、いろいろ興味深く聞いて。

はーっ！なるほどー！そんな大変なことがあるのねー！

って話してたら、全然暗くならなくて。

お互いに独身で今まで来ている人生を振り返りながら、

私のバカな失敗話をして、たくさん笑ったり。

私も、聞いてくれる姿勢の彼女に、ついつい本音を打ち明けたり。

そういや、すごい大変な状況だったはずなのに、

こんな、場の雰囲気でよかったんだろうか…と思いつつ。

帰ってからのメールに、「人に会うっていいな、と思いました」とあって。

ああ！まあ、よかったかなあ、と。

人を元気づける、なんて言うと、おこがましいけれど。

いつも、私と時間を共にしてくれる人には、

一緒にいる時間、シアワセな気持ちでいてほしいと思っている。

手術の前に

「その後の体調がどうなるかわからないから、

今、会える人に会っておきたいんです」

と彼女は話していて。

その一人として、声をかけてくれたのはとっても嬉しいことだし、

またぜひぜひ手術前も手術後も元気で会いたいと思う。

そう思うとね、

今、会っておきたい人って、

自分の中でも常に心がけておかなきゃな、って思って。

人はいつどうなるかわからないから、

やっぱり一刻一刻を大切に過ごしていかないといけないんだなあ、と

改めて思ったよ。