春の記念日
昨日会社に退職の意向を伝えた。
2023年4月10日、私が自分で立った記念日だ。
20代も30代も、ご縁のあった会社の方針に沿って、
人の期待に応えることだけに注力して生きてきた。
無意識でそうしてしまったがゆえに、自分が何をしたいのかも見失ったし、
どうやって生きていきたいのかも見えなくなっていた。
でも、母の他界や、失恋により、
自分がどうありたいのか、何をしたいのかについて、
目を向けずに生きて、人生を消耗してしまうことの虚しさを感じたの。
母が他界した70歳で、仮に自分の人生が結んでしまうとすると、
あと、春のさくらを見れるのは、27回。
たったの27回。
パートナーも子供もいない自由な身なのに、
好きに生きていかないなんて、
生まれてきた意味ってどこにあるんだろう。
だからもう、やりたいことをやって、
生きていくことに決めた。
そのとっても素敵な春の記念日。