40代独身/恋愛/自分磨き日記

43歳/30歳の彼と別れ/自分アップデート中/

コワイ話ではないのよ笑

私が整理整頓と掃除をしたくてたまらなくなったキッカケとは。

以前お付き合いしていた男性と別れ話になったこと。

 

当時、私は、自分が大好きな仕事に打ち込んでいて。

彼のことも大切にしていたつもりだったけど、彼とは一生一緒にいれるので、

今は仕事を頑張らせてほしい、とがむしゃらに取り組んでいた時でした。

 

ある日突然、彼から別れ話を切り出され。

私がいろいろな方向で説得してみても、全く彼の気持ちは変わりませんでした。

彼とは一緒に暮らしていて。

彼は別れの理由を、私が家を率先して掃除をしないこと、を原因の一つとしました。

私はそのとき、仕事に一生懸命で、おうちのことをおざなりにして、

彼を不快にさせてしまっていたことも深く反省し、

その日以降、部屋の掃除を徹底的に行うようになったのです。

別れ話の時の彼曰く

「髪の毛ひとつ落ちていたら不快だった」と言っていました。

2年以上も一緒に暮らしていて、そんな不快な思いをずっとさせてしまっていたのか!

と私はひどく落ち込み、

部屋をきれいにすることが許しを得る唯一の手段だと、

狂ったように磨きあげるようになったのです。

 

それまで一生懸命だった仕事も、彼の支えなくては、頑張れません。

会社に話して仕事はセーブし、朝も起きて彼を見送ってから掃除し、

帰りも彼が帰ってくる前に掃除し、磨き磨き磨き。

 

結局そのままひと月して、私たちは正式に別れ、

私は新しい住まいで、一人で暮らすようになるのですが、

そこに入ってからも、磨くクセは止まりませんでした。

彼がいつ戻ってきてくれるかわからない、と思っていたからです。

 

そして毎日綺麗な部屋を保ちながら、2か月経ったころ、

その彼が、別の女性と結納をしていたことがわかりました。

 

その事実を知った瞬間、倒れるんじゃないか?と血の気が引いたのが、自分でもわかりました。

 

でも女性って強いもの。

その事実がわかった瞬間に、自分の中で腑に落ちたことがたくさんあったのです。

 

ああ!別れの原因は、

私が掃除していなかった、だけではなかったのね!

そういうことか!

 

でもおかげおかげのおかげさま。

もうその頃には、掃除をすることは私の中ですっかり習慣づいてしまっていたのです。笑

3か月間一心に磨きあげた掃除のテクニック、しかも髪の毛一本たりとも無いぐらいに!笑

 

もはや、彼のことはどうでもいいことなのですが、

おかげで私は整理整頓と掃除が超得意な女性と生まれ変わることができたのでした。

 

人生、何が功を奏すのかわかりません。

今苦しい人もきっとそこから得るものがあるはず。

今となっては本当にありがたやありがたや。